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公民のためのセンター試験対策



公民は基本的に今学んでもさっぱり分からないでしょう。
でも、社会人になって仕事をしたときに徐々に政治経済の
面白さがわかるようになります。


特に大人になってから年金や国民保険など、
国から援助してもらえる項目、
逆に国から見捨てられる項目などありますので、
生き残るためにもきちんと調べておきましょう。


昔、定額給付金というものがあり、
そのおかげで助けられたことがあります。

ま、それは置いといて、
政治経済対策の参考書は基本的に板書形式で箇条書き
なので、逆に言うと覚えることに工夫を要します。


それだけでなく、センター試験の政治経済は
覚えたことがほとんど役に立たないんじゃないかと
言われるくらい、キーワードそのものを問うというより、
キーワードに関連する事件を問いかけるものが多い。





■ 政治経済対策





さて、政治経済をセンター試験に取る人は一番大変な
選択をするかもしれません。
何しろ今年から倫理・政治経済なるものが出現し、
今まで現代社会や倫理一つで国立大に入れる事例が
あったのに、倫理と政治経済両方を抑えないと
行けなくなったからです。

とはいえ、現代社会が形を変えて倫理・政治経済に
なったようなもの。
どちらにしろ政治経済対策からは逃れられない
ということになります。



さて、政治経済対策として有効なのはやはりまず先に
キーワードをいくつか覚えてしまうことです。
教科書がある人なら最低限、教科書に載っている項目の
太文字の意味を覚える必要があります。


教科書がない場合は参考書一冊を手にして
そこに載っているキーワードを整理する必要があります。

キーワードの暗記よりも、キーワードの意味とそれに関連する
項目がまず、センター試験に問われることがあります。
この、キーワードの意味よりも、キーワードを通して出てくる
項目に答える問題が、政治経済の難しさの一つになります。

しかも、問題はキーワードを聞いているようで、
実は全く別のキーワードを聞く設問があるということ。
例えば、国連に関する問題が出てきたとします。

しかし、国連についての記述で最も適当なものを選択
する時に、肝心の国連の意味、意義、なぜ国連ができたのか
という、国連に関する項目がなく、
国連から派生したPKOや安全保障理事会、人権など、
国連そのものよりも、国連のつながりについて問われる問題もある。


ここが政治経済の複雑さでもあります。
だから、逆に言うと、キーワードだけでなく、キーワードにまたがる
関連項目も整理しておかなければならないと言うことです。

とはいえ、キーワードとその役割をまず理解しておけば、
選択肢において迷うこともありません。

大概、初めて見るようなキーワードの関連についても、
知っている項目から見ていけばいいのです。
というより、知っている項目についてその選択肢が
正解か間違っているかを真っ先にみると、
大概そこに答えが隠されています。

ということで、政治経済対策でやるべきことは
キーワードの理解とキーワードに関連する項目の整理です。
で、暗記効率の手段として、実際の実例やキーワードが生まれる背景、
そういったつながるを意識しておくと、以外と覚えやすくなります。

この背景知識や因果関係、それに実際の実例は英語で言う例文に
相当しますので、暗記も複雑ではありません。
簡単なモデルに関しては必ず暗記しておきましょう。

その後に問題に取り組んで、モデルが実際にどう使われているかを
検証していきましょう。


理想はキーワードの意味、その周囲の因果関係やモデルを
一通り教科書などで見た後、すぐに問題と向き合う。
そして間違えたところ含めて整理する。
で、翌日にテストをする。
こうやって地道にやっていくと、理解しながら暗記も自然とできます。




■ 倫理対策





倫理対策は日本史世界史にも載せてますが、
基本的に思想の違いを抑えるのが前提です。
さらにこちらは自分の人生と深くかかわってくることばかりなので、
政治経済よりはよっぽど覚えが早いです。

特に現代社会の諸問題は現代文読解や政治経済において
とても役に立ちます。

現代文も背景知識があるとないとでは
読解力に大きく影響が出ます。


倫理も基本的な思想をチェックし、
同時に著作についても整理しておきましょう。


個人的な話、倫理の勉強をしていると
江戸時代と明治時代は思想がどれだけ変わり、
現代社会にもたらしているのか、大きくわかります。

明治時代はよく近代人の文明開化に対する克服がテーマ
と述べられていますが、江戸時代は近代化がまだ問われて
いなかったので、近代化の克服はすなわち、主従関係でした。


明治になると、個性の自立が近代化の波にまぎれて強くなり、
現代社会はこの個性、個人の結びつきから
古来の日本人の持っていた倫理感、家族に強く結びつこうと
しております。
こういった、思想の因果関係は現代社会の情報化社会など、
諸問題に見られる傾向ですので、
昔の倫理を学ぶ時はぜひ、現代と比較してみてください。
現代の目で見るとたとえ「ありえない」と思うことでも、
その当時の歴史背景をつかんでいれば、
その倫理感がないと生きてこれないのです。


とまあ、どうでもいいことを描きましたが、
倫理はそれぞれの思想を整理することで、
自分のおかれた立場が見えてきます。



あと、センター試験において倫理は現代文の問題とも
密接に絡んできます。
これは現代社会をやっていた時の問題で下が、
文章を呼んで、文章の要約を最後に求められました。

なので、現代文の力もついでに上がると言うわけです。
倫理に関しては思想を抑える。
そして思想の違いをきちんと捉える。
思想の違いのおかげで、比較も簡単にできるので、
さらに覚えやすくなりますよ。


でも、問題はその思想を基本として、具体例をつけて
出してくるので気をつけてください。




■ 公民に適した参考書は?






公民はまず共通するのが基本用語の暗記です。
といっても、教科書を単純に暗記できればいいのですが、
一番効率いいのはセンター試験の模試や過去問、
そして肝心は選択肢の分析です。


正解も間違いも含めて、選択肢について深く調べましょう。
解説に書いていることだけを調べるよりも、
解説のさらに奥深く踏み込んだ方が、理解できます。

そして後日、もう一度テストしましょう。
その時、政界間違い含めて正しく言えるようにしておきましょう。
政治経済は選択肢で正解を出すのが勉強でなく、
政界間違いともに含めておかしいところ、正しいところを
分析していくのが勉強です。




ということで、これは倫理にも言えるので
それに適した参考書はこちらになります。







あくまでもこの参考書の問題を答えるだけでなく、
問題以外の選択肢についてもきちんと言葉で言えるように
理解しておいてください。





■ 現代社会について





最後に現代社会について一言。
現代社会は倫理政治経済とほぼ同じです。
要するに両方やっておけば、自然とそれが現代社会対策
につながります。




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