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社会科目は世界史 日本史 地理 政治経済 倫理 現代社会 と別れておりますが、政治経済と現代社会と倫理は公民科目と 統合することができます。 なお、倫理・政治経済に変わっても内容は倫理の範囲と 政治経済の範囲から出ることになるので、 基本的なことは変わりません。 少なくとも過去問を見た限りでは、倫理・政治経済は 現代社会とほぼ変わりありません。 さて、ここでは社会科目の基本についてお伝えします。 とはいえ、ここでは勉強後にも役立つ社会の学び方を お伝えしていくつもりです。 ■ 社会の本質は現代日本の分析社会を学ぶ本質は現代の日本を知ることです。 世界史も日本史は縦軸から現代の日本を見ていきます。 歴史はなぜ学ぶ必要があるのかと言えば、 歴史で見られる様々なやりとりを通し、 人間の行動パターンをつかむことで、 現代の日本、そして自分自身を知るからです。 ところで、社会を学ぶ上で世の中に役に立つ 一つの視点をお届けします。 これはこれからの世の中の流れを見る上で 必要な道具となりますので、メモしておくといいでしょう。 それは利権です。 例えば、今年になって青少年条例という変な条例ができました。 要するにポルノ規制です。 目的は性表現のある漫画の撤廃ですが、 聞こえは素晴らしいですね。 しかし、ここに『利権』と言う言葉を入れましょう。 『利権』、すなわちこの条例をつくることで 儲かる人は誰なのか？ という視点で政治や経済、 そのほかマスコミでこの情報を見てください。 すると、ポルノ規制をすることで儲かる人たちは それを検閲する人たちだったり、警察庁だったりと、 必ず条例をつくることで利益を得る人がいるのです。 要するに条例は株と同じで儲かる奴がいるのです。 また、フジテレビでは最近、韓国音楽や食材などのPUSHが すごいですけれど、これは誰が利権を得るのかを考えると、 韓国企業になりますね。 フジテレビに投資している韓国企業に。 フジテレビはライブドア事件で大きく話題になりましたが、 もしライブドアがフジテレビを買収していたらどうなったのか？ その時、『利権』を得るのは誰であり、『利権』を失うのは誰か？ これで物事を見ると、世の中の流れにおいて基準を一つ、 持つわけです。 ということで、社会を学ぶときはまず『利権』を頭に入れておきましょう。 これはセンター試験にかかわらず大切な言葉です。 あなたも将来、その『利権』に群がる一人なので、 自分自身を分析するときは『利権』の概念を入れておくといいですよ。 ■ 社会は暗記科目か？社会の基本は暗記です。 少なくとも基本的な言葉とその説明を口から言えない限り、 センター試験で躓く確率が増えます。 国立大の二次試験では暗記前提の論述問題が出題されます。 論述は暗記できて初めて戦うことができるわけです。 ということで、社会の基本は暗記です。 ただし、暗記するために最適な存在とやり方を学ばないと、 途端に嫌いになります。 公民も基本的な用語は暗記ですが、 政治経済は実を言うと、今年1年分のニュースに対して、 政治用語、経済用語であてはめてみると面白くなります。 wikipediaで西暦を記入して調べてみましょう。 例えば2010年なら『2010年』と調べるのです。 そして政治的な話題に対して、この問題は……あの問題は…… と、教科書、参考書と見比べると、政治の世界が面白くなります。 とはいえ、やることは暗記なので、 実際にあった事件、事柄から憲法第何条にあたるのか？ 内閣不信任決議は大南条にあるのか？ など、メモしていきましょう。 一方、日本史や世界史、そして倫理は基本的に動きません。 要するに因果関係がつかみやすいうえに 学べば学ぶほど、その人間関係の裏も読み取れるから面白い。 また、地理は旅行した気分で物事を見ると 途端にいろんなものに興味を持ちます。 それに地理は理科科目と密接に結びつくので、 社会と同時に理科も勉強しておいてください。 ■ センター試験の活用法さて、社会科目ほどセンター試験の過去問や模試を 有効に利用できるものはありません。 何しろ、正解の選択肢も間違いの選択肢も 部分的に直せば正解になるからです。 基本として、正解も間違いもきちんとノートに取りましょう。 そして後日テストしましょう。 社会の問題は暗記が一つ、統計資料や史料分析が一つ。 そして問題文の読解が一つです。 特に問題はキーワードを抑えているかと言うことだけでなく、 キーワードに関連する用語や事柄が出てくるので、 それもまとめて押さえておきましょう。 □ 参考になる社会テキストなど● 歴史対策 ● 公民対策 ● 地理対策 |
センター試験対策,社会,社会人,大学入試
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