生物のセンター試験対策
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生物の対策は基本的に暗記です。 とはいえ、実験においてはさすがに暗記が通用しませんが、 実験は全て目的と何がわかったのか? どういう実験を行ったのか? という、理科を習ううえでは当たり前のことが乗せられています。 基本的に理科も化学と同じで、暗記できるところは暗記する。 といってもただ暗記するのでなく、キーワードには必ず どういう役割があるのか? その役割も一緒に答えれるように、そして役割は独立している のでなく、きちんと他の機能、キーワードと結びついているので、 それも合わせて理解しましょう。 暗記のコツは一度で覚えようとしないこと。 むしろ覚えたことの8割は忘れるので、それを逆に利用して 忘れたものはただキーワードを描くだけでなく、 キーワードから派生することも含めて書いておきましょう。 ちなみに生物の小テストで有効なのは 例えばキーワードを描きます。 カタラーゼ、酵素など。 そしたらこの二つはどんな関係にあるのか? 覚えていることを描きます。 過酸化水素水、h202、グルコース…… そして覚えていることについて、その機能を描いていきます。 酵素:生物によってつくられる化学反応 カタラーゼ:血液や肝臓に含まれているもの というように、そしてカタラーゼの部分で血液、肝臓と出たら 今度は血液の性質や肝臓の働きなど、それについてわかっている ことをまた書きだしていきます。 ノートあるいは参考書に書かれていることに対し、 次の日に小テストをして忘れたとします。 そしたら忘れた部分はただキーワードを描くのでなく、 キーワードの意味、それに関連する働きなど描いておきましょう。 単なる暗記作業のテストが、物事をより深めるための理解になります。 ■ 実験についてちょっと実験について補足を。 生物には若干の計算式もありますが、ほとんどは比の関係で 何とかなります。 それよりも生物は実験項目がたくさんあり、 実験は『定義・目的→実験方法・手段→結果』 の3つを抑えなければなりません。 問題に出るのは特に結論部分ですね。 推測のし方としてはやはり実験器具や実験段階、手法において どんなキーワードが出て、そのキーワードはどんな役割があるのか? それを押さえておかなければなりません。 結局、実験といえども、キーワードの意味、そして関連する項目 を押さえておかないと点数は取れません。 逆に言うと、生物は社会に似たところがありますので、 暗記のコツをつかめるようになると、 社会に関しても一気に得意科目になります。 要するに大切なのはキーワードの意味、理解。 そしてキーワードの関連性。 計算式は最低限の項目(ほとんどが比)を押さえておきましょう。 ■ 生物の参考書さて、生物の参考書出お勧めなのはやはりセンター試験 に特化したものですが、個人的にお勧めなのがこれです。 お勧めと言うより、センター試験の問題にできる限り正解を取りたいと 思ったら、田部さんの参考書がたまたま古本屋で売っていたので、 それを購入してやっているだけです。 とはいえ、絵が合って笑いもあってわかりやすい。 いずれ、個人的に学研や文英堂の参考書を手にとって、 東大の生物問題に答えていきたいなあと思っていますが、 センターはとりあえずこれで十分です。 やり方は図をきちんと記し、文章は音読して、 そしてノートあるいはメモ用紙に書き込んでいく。 で、問題を解く(と言っても解けないだろうけれど) 答えを見て、答えをしつこいくらいに分析していく。 この作業を1カ月続けていけば、 それだけ生物に対する視点が変わります。 ▲ 戻る |
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