センター試験古文漢文対策
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古文漢文の対策はまず、読むことです。 そもそも古文漢文以前にセンター試験対策は前提として どんな問題が出題されるのかを知り、 それに合わせて勉強していく。 で、問題の形式を見ると文法と単語、そして読解力です。 特に古文は主語がわかりにくい。 漢文は英語のように主語動詞目的語うんたらかんたら…… と、現代文とは違う読み方を要求されます。 さて、古文も漢文もまずすべきことは音読です。 すなわち、読むことです。 読む目安は原文→現代語訳→原文→現代語訳 →原文を見ながら現代語訳→現代語訳見ながら原文を読む 要するに原文と現代語訳を暗記してしまうつもりで 読んでいってください。 古文漢文は所詮、言葉のテストです。 現代文が論理的に文章を分析していくだけの作業に対し、 古文漢文は現代文に加えて文法や単語を要求されます。 実際、古文漢文ができるようになれば英語の成績も自然と 上達していきます。 何しろ古文漢文は所詮、昔の日本人が使った言葉を 理解できるかどうかが試されているからです。 英語だって、和訳の問題は出てきませんよね。 センター試験に限ってのお話ですが。 ■ 文法はなぜ学ぶのか?ここで文法についてお話しします。 なぜ、文法を学ばなければならないのか? それは文法を学ぶことで相手にきちんと言葉を伝えるためです。 文法はいわば、手紙のうまい書き方みたいなものです。 ここで一つ、具体例を取りましょう。 これは気づいたら怖い話になるというものですが、 『ミサ、逃げて。お父さんがあなたを殺しに来るわ』 これはミサがお父さんに殺されようとしているから 逃げなさいと言われています。 これは意味わかりますよね。 これがもし単語だけならどうでしょう? 『ミサくる、お父さん殺しに 逃げて』 実際はお父さんがミサを殺しに行く場面なのに、 こういう風に言われたら、ミサがお父さんを殺しに来る と間違って解釈してしまいます。 要するに文法と言うのは単語だけだと相手に誤解を招くので、 きちんとした表現で物事を伝えることにより、 相手と意思疎通するための道具にすぎません。 単語だけだと相手に伝わらないこともありませんが、 文法通りでないので、相手に誤解を招いてしまう。 相手にきちんと意思疎通するために学ぶのです、文法は。 ■ 音読の大切さ音読はまず、原文のリズムを重要視します。 漢文は書き下し文を音読しますが、書き下し文を音読して 現代語訳を音読した後、今度は白文のまま音読しましょう。 試験は白文しか出ません。 だから白文のまま音読することが大切になるのです。 とはいえ、音読するのは教科書よりもセンター試験の過去問。 あるいは実践模試などです。 あるいは志望大学の過去問でもいいでしょう。 とにかく教科書よりも実際の試験の文章を音読したほうが 解説つきなので、効率いいですよ。 ということで、具体的なことは下に載せていきますね。 □ 参考になる古文漢文テキストなど● 古文漢文の適した問題集 ● 古文漢文単語の参考書 |
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